ASISの理念

ASISって何て読むの?とよく聞かれます(笑)。

アズイズ。

「as it is(ありのままの)」という英語をもじって作りました。

ASISの理念は、まさにその「ありのままに」というところにあります。

障害や特性を持っていても、ありのままで過ごせる社会を作る

私たちは、発達障がいなどをもつお子さんの特性を受け入れ、ありのままで過ごせる社会を作ることこそが大事だと思っています。

学校を卒業し、仕事に就くために、できないことをできるようにする。

これが、子供が求める支援でしょうか。

もちろん、それも必要でしょう。けれど、大切なことはもっと他にあります。

・その子にできることが何かを見つける。
・できることを伸ばし、自信を与えてあげる。
・そして、その子自身を丸ごと受け入れる社会を作る。

もしもその子が、人よりも秀でている特性や、自信が持てるスキル・能力を持っているなら、それをもっと楽しませてあげるべきです。

もしも、それがまだ見つかっていないなら、まずはそれを見つけてあげるべきです。

自分ができること、自信がもてるものが見つかったときの子どものエネルギーは、大人の想像をはるかに超えたところに行きつきます。貪欲に、真っすぐにそのものに向かって学び、突き進むでしょう。

私たちは、ASISでそれを見つけてほしいと思っています。

もし夢中になれるものが見つかったなら、その時初めて子どもたちは「自分の特性とどうつきあったらいいのか」を考えるようになります。

私たちは、その時にしっかりサポートをする。

以上のことを理念として掲げ、日々子どもたちと向き合っています。

自信は、自分の居場所・役割を作ってくれる

ASISのプログラムにひかれて見学に来られる方は、とても多いです。

プログラムは、ただ興味を引くために用意しているのではありません。子供たちがまず「やりたい!」と思うものから始めてもらうことを大事にしているからです。

動画編集、eスポーツ、LINEスタンプ作成、WEBサイト作成などなど。。

これらのプログラムは、やればやるほど楽しみが増し、スキルアップにつながります。そうすることで、自分からさらに上の技術を身につけたい、と思えるものばかりです。

「人にはできないことが自分にはできる。」

この強みは、子供にとっては多いな自信になり、自分の居場所やそこにいる役割を作ってくれます。

この中には、外に一歩も出ず、家にこもっていても社会とつながり、生活していけるものもあります。

友だちができないんじゃないかと、親は心配するかもしれません。けれど、友達は作るものではなく、自然にできるものです。人と関わることが苦手なら、無理やり外に出なくてもいい。

そのくらいの覚悟をもって、お子さんを見守ってあげてほしいのです。

親にその覚悟ができたとき、心から子どもを応援することができ、それが結果プラスへと働くと、私たちは信じています。