このたび、ASISの保護者会において【思春期の子どもの習性を知る座談会】を開催します!
講師は福田幸志郎先生。「勉強を教えない塾」の塾長として、全国で講演会を行ってらっしゃいます。
思春期の中高生の子どもとの関係に悩んでいませんか?
なぜ、うちの子どもはこうなんだろう。
思春期の子どもの行動は、親には理解できないことが多く、そのことで悩んだり苦しんでいる保護者は多いでしょう。
「なぜ、勉強のやる気が起きないのか?」
「なぜ、目標がはっきり定まらないのか?」
「なぜ、根拠のない自信があるのか?」
「なぜ、みんなと同じように登校できないのか?」
やればできるのに、動かない。勉強しない。大した結果も出ていないのに、大口ばかりをたたく。
こういった子供の言動は、親にとっては「どうして?」「なんで?」「私のせい?」という疑問でしかありません。
ですが、これらの答えは、決して「子どもの能力」や「親の指導力」の問題ではありません。
言わば、「子どもの習性」なのです。
思春期の子どもに大切なのは「愛情」ではなく「理解」
思春期の子に限らず、私たち大人にも、分かっていてもできないことって、ありますよね?
- 起きなきゃいけないとわかっていても、ついつい二度寝してしまう…
- 食後のデザートや締めのラーメンが無性に食べたくなる…
そんな「逆らいがたい欲求」は、中高生の子どもの勉強や進路にもあるものです。
もちろん、だからといって不登校などをそのまま許してしまうと、後から苦労するのではと思ってしまいます。
そのためには、「仕方ない」で済ませるのではなく、対策を考えることが大切。
そのために必要なのは、「愛情」ではなく、「理解」です。
思春期の子どもを突き動かしている「習性」を知り、子どもの本音や置かれた状況を正確に理解できれば、子どものために本当に必要なことがわかります。
理解をもって子どもを支えることができれば、子どもも大人も、無益なイライラや将来への不安を減らすことができます。
本人でも気付いていない、「なぜ、そうなってしまうのか?」があるのです。
もっともキビシイ現実と向き合うための、もっともカンタンな方法は、子どもの気持ちを「無視」して無理をさせることではなく、子どもの気持ちを「理解」して、子どもに合った対策を考えることです。
まずは、子どもの習性を知って、「理解」することから始めてみませんか?
それができれば、嘘のように子どもは楽になり、あなたとの関係が大きく変化します。
(文:福田幸志郎)
日時
2019年4月27日(土)
14:00~15:30
場所
放課後等デイサービスASIS
〒540-0026
大阪市中央区内本町1-2-12 清美ビル4F
今回の講座で学べること
今回の講座では、以下のことが学べます。
- やる気とストレスのメカニズム
- 子どもが自信を持つために親にできること
- これからの進路を考えるヒント
(講座形式ではなく、座談会としてお話を伺いながらご提案します)
受講対象者
こちらの講座は、誰でも歓迎するという講座ではありません。以下の方を対象に行います。
- 成績や学歴に振り回されず、勉強の本質を考えられる人
- 価値観を押し付けず、大人と子どもの感覚を区別できる人
- 教育に価値を感じ、専門性を尊重できる人
- まわりの雰囲気に流されず、自分から行動できる人
- 子どもに平均や人並みを求めず、大きな可能性や期待を抱ける人
講師
福田幸志郎
(株式会社福幸塾代表取締役、勉強を教えない塾福幸塾®主催)
プロフィール
神戸市外国語大学英米学科卒。
高校まで学年1人で育った経験と、公立中学に勤めた教師としての経験をもとに、「勉強を教えない塾」を開校。現在10年目を迎える。
計画や目標、コミュニケーションに関する講座やセッションを開催、歴代塾生は子どもから大人まで、500名を超える。
公教育機関や企業での研修も幅広く手がけ(通算20回以上)、中でも「本音を引き出し、理想と現実を結びつける技術」が好評。
主な著書:『学年1人からの挑戦 -そして、僕は社長になった- 』