新型コロナウィルスによる外出自粛を受け、ASISでは4月上旬からオンラインプログラムを取りいれました。
スタートした当初は、職員もどうしていいか試行錯誤の毎日!
本当に大変でしたが… 今ではやってよかったという一言につきます。
今回は、そんなオンラインプログラムでおすすめのものをご紹介します。まずは、よく使っていた「チャット」から。
チャットについて
オンラインプログラムを作るにあたり、ネット上で会話がスムーズにできるよう、チャットを取り入れました。
ZOOMやオンラインゲームでは、wifiの回線が不安定だと固まってしまったりすることもあります。
そんな時、手軽に使えるチャットは、いろいろと対応できてとても便利でした。
ASISで使っていたのは、Feeder chat です。
ビジネスのチャットでは、ChatworkやSlackがテッパンですが、Feederチャットは、手軽にチャットルームが作れ、非公開設定や管理者設定などもあり、使いやすいです。
ただ、広告が表示されてしまうのがデメリット。無料だからある程度は仕方ないですね。
謎解き
担当の職員が問題(なぞなぞ等)を出し、みんなに自由に答えてもらうというもの。
リアルに会話しているように、チャットが進んでいきます。
謎解きの中でよく使っていたのは、「ウミガメのスープ」の問題です。
水平思考を育てるクイズとしても有名ですよね。
チャットでは、入力が遅い子は少し会話のタイミングがずれることもありますが、そこは職員がフォローします。
答えが分からなかったり、しばらく発言しない子も出てきますので、参加者が多い時は、サブの担当も必要です。
普通に楽しめるので人気がありますし、「次は自分が出題していきたい!」という児童も出てきています。
チャットのマナー
SST(ソーシャルスキルトレーニング)の一環です。
チャットでは、顔が見えず、声も聞こえません。文字だけが表現のツールですよね。
そういった環境では、普段とは違うコミュニケーション能力が必要となります。
- チャットルームに入るとき、出るときのあいさつについて
- 他の子の意見に対しての返事の仕方
- 文字だけでは誤解されやすいこと
こんなことをチャットで話しあっています。
オンラインツールでのマナーは、今後の社会でも絶対に必要になります。
相手への配慮や、トラブルにならないためのコミュニケーションをしっかり学びます。
ネット用語クイズ
LINE、インスタグラム、オンラインゲームなど、ネット上では、独特の言い回しや表現が使われます。
また、そういった表現は、次から次へと新しいものが出てきます。
それらをクイズ形式で出題し、楽しみながら覚えていこうというもの。
- 「り」
- 「w」
- 「ま」
- 「8888」
- 「乙」
- 「@」
みなさんは分かりますか(^^)?
ネット用語に慣れていない児童にとっては、とても新鮮なようですね。職員も勉強させてもらってます。
今後も、新しいプログラムが増えれば、追加していきますね。